あれには驚きましたねえ!
この2頭を買った人は、レースの序盤で気持ちが真っ暗になったんじゃないでしょうか(笑)
ところがこの2頭が最後の最後で一着と三着に来るんですから、全く競馬というものは分からないものです!
なので、序盤で気持ちが真っ暗になった人は狂喜乱舞したに違いありません!(笑)
ちなみに私は序盤でシメシメ、最後の直線でドンヨリって感じです!(爆)
少々前置きが長くなりました。
有馬記念後の最終R、ノエル賞に出走した愛馬プレノタート。
やや出負け気味のスタートではありましたが、全く無理せず後方に構えます。
スローの展開で掛かり気味に走る馬が少なくない中、プレノもやはり行きたがる素振りを見せますが、そこは蛯名騎手がうまく宥めていましたね。
スローとは言え、4コーナー手前では馬群は縦長になっており、プレノはその後方を追走していることから、どうなるかと固唾を飲んで見守っていると、4コーナーのカーブで大外へ持ち出して追い込み態勢に入ります。
これはゴールドシップやルーラーシップが通った道だ!と思わず突き抜ける姿を想像しましたが、前の争いも熾烈でなかなか差が詰まる気配がありません。
しかし各馬が直線の坂を駆け上がるあたりから、猛然と末脚を繰り出して、掲示板確保は無理かと思った態勢を、ラスト1ハロン程度で一気に三着まで押し上げてきました!
結局負けはしたのですが、久しぶりにスカッとした気分です!
一頭だけ上がり33秒台の、目の覚める末脚だったのですが、勝ちタイムが確か1分35秒台と平凡ですから、馬場が荒れて時計が出にくくなっていたことや、上がりがかかる競馬になったことなど、プレノにはこれ以上ないほどの条件が揃ったレースだったと言えますし、それに助けられたとも言えるでしょう。
そして、嵌まるか嵌まらないかという他力本願にはなるのですが、後方待機から大外一気というスタイルこそ、どうやらプレノのキャラクターに合っているのかな、と思いました。
プレノ、実は今年未勝利なのですが、それを全く感じさせない活躍でチーム・タジを助けてくれましたので、とても感謝しております。ありがとう!