晩夏の特集②~読書は人生に彩りを添える☆

皆さんは本をお読みになりますか?

本と一言で言っても、色々な種類がありますよね。
もちろん、人によって好きな分野も違いますから、それこそ百人百様の楽しみ方、親しみ方があるのではないでしょうか。

さて今日は、私が人生の中で出会った思い出深い本と言いますか、今も付き合っている本をご紹介します。

それは「孫子」です。

孫子と言えば、古代中国の兵法書であります。
一見、女性には無縁な話であり、どちらかと言えば男性の理屈のネタみたいな分野のように思われるかもしれませんが、しかし、「彼を知り、己を知れば百戦危うからず。」という、誰しも一度は耳にしたことがある有名な一節も、孫子に記されたものであります。

私は最初、孫子というのは競争社会を生き抜く指南書みたいなものだと思って、兵法の技術を一生懸命吸収しようとしていました。
最初に読んだのは学生の時でしたから、あれからずいぶん歳月が過ぎたのだと、書きながら実感しております。

話は戻りますが、孫子を読んだことは、もちろんそれはそれで役に立ちました。
色々なことを考えるヒントになったのでしょうね。
ところが、勤めて5~6年くらいした頃に、とある方に「その智恵では限界がある」と言われたのです。
その時はもう、びっくりしました。そんなはずはないだろう、と。

しかし、ほどなくしてその意味が分かる事態が起こり、今までにない苦労の連続を経験することになったのですが、考えてみると、そこがターニングポイントというのか、社会を生き抜く力を鍛えていく端緒についたのかもしれません。

そこからしばらく孫子から離れることになったのですが、まあ、読みまくっていたのですから、いちいち読まなくても頭から抜けるということはなくなる、というのもあったとは思います(笑)

埃まみれになって埋もれていた孫子を、ひょんなことから最近読む機会に恵まれたのですが、トシだけ食って、ヒヨコどころか玉子みたいな頃に読んだ時と、今読んでみたのでは、その意味の深さがまるで違うことに気が付きました。
あんなに読んでいたのに、「何だこれは!?」という驚きを感じ「孫子はそんなことを言いたかったのか!?」などと思いながら、再び熟読してしまったのです。

そして思ったのでした。あの時、「その智恵では限界がある」と言ってくれた方のその意味するところは、孫子の限界ではなくて、その時の私自身の浅知恵や限界のことを指摘していたのだと。

お言葉をいただいた後の苦労で、おっしゃっていたことは本当だと思い感謝したものですが、再び孫子を読む時期を迎え、おっしゃってくれた方の真意を感じ取ることができたのも、まさしく読書の時間があったればこそ。
感謝の心も一層大きなものになりました。

本は一度読んだら終わり、という分野もあるかもしれませんし、そういう主義の方もいるかもしれませんが、十年、二十年、三十年が過ぎて再び読むと、味わいが変わる本は確かにあるということを、私は皆さんにお伝えしたいと思います。
読み返してみるというのは、なかなかいいものですよ。

読書の数ほどドラマがある、とは言い切れませんが、読書は人生に彩りを添えると表現しても、過言ではないかもしれません。

あなたにも、素敵な読書の時間がありますように。
そして、人生に幸せをもたらしますように。
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コメント

  • 2014/08/31 (Sun) 12:59
    タイトル

    こんにちは
    孫子ですか

    最近は読んでいないですが私も読みましたよ
    かなり何回も読みましたね

    昔の軍師と呼ばれる人も常に読み返して知恵を磨いたようですし
    私もその通りだと思います。

    これからは知恵を熟成していく年齢になったじゃないでしょうか?

  • 2014/08/31 (Sun) 15:16
    ありがとうございます!

    ダテスイキョウさん、こんにちは!

    スイキョウさんも軍記物に造詣が深い方だと思っていましたが、やはりご存じでしたね。

    ご指摘のとおり、私も読み返して智恵を磨く年齢になっているのかもしれませんね。
    日々精進に励みたいと思います。

    年齢によって、その本から受ける感じ方が変わるというのは、歳月と共に自分が変化しているということなのでしょうが、願わくばそれが成長の足跡であって欲しいものです。

    タジ #- | URL | 編集

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