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経済と競馬の今を考える

一口馬主の制度は、いわゆるファンドではありますが、金融商品としての認知度は低いと言って差し支えないでしょうね(笑)
投資信託やミニ株と言えばそれらしく聞こえますが、競走馬の一口オーナーと言われても、普通の人なら「はあ~っ?」ということで相手にもしてくれないでしょうね。
金融商品として一くくりにすると、マイナーな部類の商品かもしれません。

私が言いたいのは、一口馬主が恥ずかしいというのではなくて、金融商品として一方的に定義づけて、一人前に課税するだけしておいて、後は知らないというお上のやり方に少し納得がいかないからであります。
金のなる木だと国は思っているのかもしれませんが、そもそも畜産業から成り立つこの競馬の世界で、常に高コストと経済的リスクを強いられる現状では、民間の努力だけではどうにもならないものがあると思うのです。
そういうことは、農水省が一番ご存知だと思うのですが、人ごとなんでしょうか(笑)
農水省と財務省では違うわけだから、話し合いの場もないのでしょうかね。
競走馬はある意味、貿易促進で輸入の関税が撤廃されても、強さを発揮できる農畜産物だと思うので、もっと大切にして欲しいのですが(笑)

一口馬主のクラブが賞金獲得の上位を賑わせるようになり、大旦那が少しずつ姿を消して日本経済の衰退が浮き彫りになっているとの見方もありますが、私のような庶民階級が一口馬主として前面に出てきた、ある意味で活気のある時代の到来と言えるのではないでしょうか。
課税制度が確立していて、経済的リスクにさらされながらも一口の層が未だ分厚いというのは、我が国の経済状況を考えると凄いことだと思いますし、大袈裟に言えば潜在的な国力なのかと(笑)
おまけに、ドバイWCでのワンツーに代表されるように、競走馬自体のレベルも今が絶頂期なのかと感じさせるものがあります。

せっかく、競馬を幅広い層に認知してもらえる機会なのに、なぜ投資(馬券ではなくて一口)の環境とか、色々複合的に考えないのでしょうかね。
JRAさんのためにも税収のためにも、有益だと思うのですが。
例えば、賞金体系をG1から未勝利戦まで、少しだけ平準化を図るとか、馬券買う人には何の損もないところで努力して欲しいかなあ。
そうすることで、馬主の経済的持続力が安定しますから、その分、馬産地にも安定的にお金が回るでしょう。これで引き続き、よい馬づくりが続けられる、と。

それから、馬券の売り方や馬券を買ってもらう環境づくりだけでは、馬券を買う人を広げる(売上増)のには限界があると思うのです。

一口を本当に金融商品として見据えて、幅広い型で販売した方が、競馬と無縁な層にも食い込める機会を作れると思うのですが。
その時は無論、各クラブの自助努力も必要になるかもしれないし、本当に金融業界と共同戦線を張らなければいけなくなるかもしれない。

今は何となく売上があるから、目先だけちょこちょこやっていればどうにかできるとJRAさんがもし考えているのなら、ちょっとまずい気がするのです。
今後経済的な力が衰退して(これは大いに可能性がある)、世界に門戸解放しながら自国の競走馬のレベルまでもが落ちた時、競馬が全盛期の勢いを取り戻すことなど不可能ではないでしょうか。

震災以降、競馬が義援金によって被災地を支援している今、そして今後も大変な時期が続くからこそ、私もつい色々考えてしまうのであります。
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